日本の代表的な横笛(下注)の一つに、篠笛があります。
篠笛は、エアリード(下注)の木管楽器(下注)の一つです。
篠竹という少し細めの竹に、唄口という息を吹き込む穴と、指穴という指で押さえる穴を開けた、シンプルな楽器です。
竹は湿度によって割れることがあるので、割れないように籐という細いツルでところどころ巻いて締め、また、内側(場合によっては外側も)を漆で塗ってあります。
指穴は7つのものが多いです。
同じく横笛であるフルートには、押さえるキーがたくさんありますが、それに比べますと、非常にシンプルな構造になっており、指遣いも比較的簡単です。
息の吹き込み方により3オクターブ近くの音域を吹くことができます。
このページの写真は、東京の宮本卯之助商店さんのホームページからお借りしました。
写真下方の大きめの穴一つが唄口、上方のたくさん開いている穴が指穴です。
この写真には7本の篠笛が並べて写っています。
↓参考記事 横笛とは?
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