篠笛の種類その1〜同じ篠笛といっても調律が違う??〜


前回の記事に書いたとおり、篠笛は日本の横笛の一つです。

篠笛には、実は調律の違う2種類があるって、ご存知でしたか?

お祭りでよく使われるのは、「囃子用」「古典調」などと呼ばれる種類です。
これは、同じ大きさの指穴が均等に空いています。
指を均等に広げると指穴に当たるため、比較的吹きやすいです。
ただ、音階を調律していないため、三味線や西洋音楽とは微妙に調子がずれてしまいます。
このため、指穴の大きさと場所を調節して西洋の音階におよそ合わせた篠笛もあります。
これを、「唄用」「ドレミ調」などと呼んでいます。
これから篠笛を吹いてみたい!と思う方は、お祭りでお囃子を吹きたいなら古典調、三味線やお琴、ピアノなどと合奏してみたかったらドレミ調を選ぶと良いでしょう。
指導者がいる場合は是非、どんな笛が良いか、ご自分で買う前に、ご相談なさることをお勧めします。
以下の写真は、太鼓センターさんのホームページからお借りしました。
上が古典調、下がドレミ調です。
穴の大きさと空いている位置が違うのがお分かりいただけるかと思います。
日本の横笛

日本の横笛

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