前のブログ(ページ下を参照)で、篠笛には多くの種類があると書きました。
では、その中でよく使う笛は、どれでしょうか?
【古典調の場合】
お祭りでは、何人か一緒に笛を吹くこともあるので、他の人と音程や音色が違うと、お囃子が変に聞こえてしまうことがあります。
音程はもちろん、笛を作る人によっても、作った時期によっても、笛の音が違ってくることがあります。
属しているお囃子連の指導者や先輩に聞いて、みなさんと同じものを買いましょう。
【ドレミ調の場合】
次に、三味線やお琴その他の楽器と合奏する場合や、唄の伴奏で吹くドレミ調は、どうでしょう。
三味線と合奏する長唄や小唄、端唄などは、音程は唄う方の声域によって決まることが多いです。
カラオケで、自分の聖域に合わせてキーを上げ下げするのと同様ですね。
唄う方や三味線の方に、何本が良いか、お尋ねしてみましょう。
たた、三味線の本数の呼び方は、笛の本数と異なる場合があります。
演奏前には、必ず音合わせしましょう。
洋楽を演奏する場合等は、六本〜八本あたりを使うことが多いようです。
これも、実際の音程と笛が合っているか、必ず音合わせしましょう。
洋楽は音程が周波数としてヘルツで音符に表示されることもあるので、チューナーであらかじめ確認することができることがあります。
篠笛の演奏家は多くの笛を持っています。
初めて笛を吹く方は、先生に、何本の笛を使うか、相談しましょう。
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