その2では、瓶を吹いて、息の当て方を体感することをお勧めしました。
音が出た時、どんな唇の形だったか、どんな感じで息を吹いていたか、覚えていますか?
瓶に向かって息を吹くとき、瓶を鳴らそうとすると、口をすぼめて、たくさんの息を、上方向からビンに当てる方が多いですが、それではなかなか音が出ません。
もし出たとしても、息を一気に吐き過ぎて、すぐ苦しくなってしまい、長く音を出し続けることができません。
お勧めは、
・上唇が下唇より少し前に出ている
・息は真っ直ぐ横でも真下ではなく、やや斜め下に吹いている
・唇をできるだけ閉じて、隙間から息を勢い良く出している
・口をすぼめるのではなく、やや横に引いている
そう、理想は、アルカイックスマイルの唇です!
冒頭の写真は、京都・広隆寺の、弥勒菩薩像です。
こんな素敵な微笑みを浮かべながら、横笛が吹けると、良いですね!
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